T-73フィルムは、研究所の分析機器室に設置されている
高度な分析機器の性能を十分に発揮できるようにする為、
研究室内の温度上昇を抑え、理想を言えば、年間を通して
一定になることが、各分析機器のデータをより安定させ、
より良いデータを得ることが期待できる一助になることを
願っています。
T-73フィルムを施工したガラス窓と施工していない
窓を示しています。
施工しているガラス窓でも可視光を73%透過する為
明るさは確保できます。
施工している窓ガラスでも若干青色が強くなる程度で
気になることはありません。
太陽光の波長分布
窓用太陽光遮熱フィルム
RI & UV Refrector
T-73 窓用太陽光遮熱フィルムは、太陽光からの熱源である赤外線を約85%カットすることが出来ます。
また、日焼けの原因である紫外線は、約99%カットできる為、書類や機器などを日焼けから保護する
こともできます。
しかし、可視光領域の波長については、約73%透過することが出来る為、遮熱フィルムT-73を施工した
窓のある部屋でも、内部の明るさは十分に確保することができます。
結果、熱の原因である赤外線、日焼けの原因である紫外線を大幅にカットすることで、太陽光から来る
部屋内部の温度上昇を大幅に抑えることができます。
太陽光からの熱に室内温度の上昇を抑えることで、エアコンの温度設定も下げることが可能となります。
エアコンの温度設定を1度上げると、電気代が約10%程度節約できると云われています。T-73フィルムは
年間を通して、夏は外気からの温度上昇を防ぎ、冬は部屋の中の温度を外へ逃がすことが抑えられます。
従って、年間を通して効果が期待できる窓用太陽光遮熱フィルムT-73フィルムは省エネに貢献が期待が
できる窓用遮熱フィルムです。
ガラスの内部に金属線が入っている物には絶対に施工しないでください。上記の様なもの以外にも、細い金属線が縦に入っているガラス板もあります。
一見、金属線が入っていない様にも見えますが、どのような金属線でもガラス内部に入っている場合には、施工しないでください。
太陽光の波長分布でもお判り頂ける様に
熱の大本は、太陽光の赤外線部分です。
T-73フィルムは個の赤外線領域の波長を
カットし可視光領域は透過できます。
この為、室内の明るさは確保できます。
T-73フィルム施工上の注意点
T-73窓用太陽光遮熱フィルムは、遮熱フィルムの性質上、下記の様な窓ガラス内に金属線が格子状、または、
縦に細く入っているガラス窓には、施工しないでください。太陽光からの赤外線を反射することで内部の金属線に
過剰な熱が加わり、ガラス板が熱割れ現象を起こし、ガラス板にひび割れが生じることが有ります。
また、ガラス板の表面に凹凸があるガラス板には、T-73フィルムを貼っても直ぐに剥がれてしまいます。
従って、金属線の入ったガラス板と同様、T-73フィルムを施工することはできません。