ESI-Chip
◆サンプルのイオン化は、導電性ピペットチップに高電圧を加えることで、 マイクロノズル
の先端からスプレイ・イオン化されます。
◆スプレイされたサンプルの液適は従来のイオン源と比べ、非常に小さく液適からのイオン
蒸発が効率よく行われます。
◆サンプルは ESI-ChipTM のマイクロノズルからスプレイされる際、高密度の高圧電場内を
通ることで、効率良くイオン化されます。
ESI-Chipのノズル拡大図
電子顕微鏡によるノズル先端の画像。
県さエリアのクリーンレベル:クラス10,000
ESI-Chip製造のクリーンルーム内部
オレンジ色のカーテン内でノズルを加工。
クリーンレベル:クラス100
Advion社が独自に開発した基本技術技術
全てのスプレイは全て独自に開発製蔵されたESI-Chipを使いナノ・スプレイを行います。
ESI-Chipのノズルは、サンプル毎に新しいノズルを使用します。
ESI-Chipを使う事で、サンプル間のコンタミやキャリーオーバーを気にすることなく分析ができます。
ESI-Chipには、3種類の異なる内径(5μm、4μm、2.5μm)のESI-ChipμmのノズルのESI-Chipが
使われています。また、ノズルは1個のESI-Chipに400本のノズルを備えています。全てのノズルは、
電子部品の半導体を製造するレベルのクリーンルーム内で製造され、製造後に全ノズル検査が行われ
ます。ノズルが設計通りできているか、ノズルの先端が欠けていないか等を電子顕微鏡を用いて確認してから製品として出荷できる状態となります。