Chip-Base のマイクロノズルを使い、全てのスプレイモードでナノ・スプレイを行うことが出来ます。

TriVersa NanoMate の基本ユニットでは、Infusion mode とOn-Line Fraction Correction mode の

2通りのスプレイモードができます。

TriVersa NanoMate は、サンプル毎に ESI-Chip のノズルを使う事で、サンプル間のキャリーオーバーや

コンタミを防ぐことができます。ESI-Chipの同じノズルは再使用することはありません。(more sample を除く)

TriVersa NanoMate はESI-Chipの400本のノズルを順次使いサンプルスプレイを行います。


On-Line Fraction Correction mode


TriVersa NanoMate では、Conventional LC(200μL/min ) 程度で分離されたサンプルを本体内にある

スプリッターを使い、2分することができます。2分する比率は、制御ソフトウェア『Chip-Soft 』 内にある計算

ソフトで簡単に計算することができます。2分されたLCからの送液の極一部(最大500nL/min)をMSへ

ESI-Chipのマイクロノズルを使いナノスプレイを行えます。2分された殆どの送液は、ロボット機能により

サンプルプレート( 96/384 well Plate ) に分取することが出来ます。分取されたサンプルの位置は

MSデータとリンクしている為、MSデータのどのピークが何処のウェルに入っているかが簡単に分かります。

分取されたサンプルをInfusion mode の長時間スプレイでより高感度な分析が期待できます。

(LC/MSの積算機能をより発揮することができます。)


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Advion 社

ESI-Chip-Base LC/MS 用ロボットイオン源

TriVersa NanoMate

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