フイルムなどの化学製品の表面から抽出溶媒

を使って、直接サンプルリングを行い、MS分析

することも可能です。

応用としては、薬の錠剤を入れているプラス

チック製のパッケージを分析する。プラスチック

素材が錠剤に及ぼす影響などを分析すること

ができます。

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Advion 社

植物の根から直接サンプルイングしてMS分析も可能です。

従来の方法では、この様な分析を行うことはできませんでした。

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ESI-Chip-Base LC/MS 用ロボットイオン源

TriVersa NanoMate
               LESA

LESA ( Liquide Extraction Surface Analysis ) mode

LESA mode では、病理凍結切片等の平面サンプルから化合物や、代謝物等々の物質を抽出溶媒

(メタノールやアセトニトリル等)を使い、直接抽出を行い、Infusion mode でLC/MSへスプレイし

MS分析を行います。

基本的にはInfusion mode でスプレイを行いますので、TriVersa NanoMate の特徴である微量サンプルの

長時間スプレイが可能となります。これにより、より高感度なMS分析も期待することが出来ます。







LESA mode で得られたデータと画像データを重ね合わせることで、MS Imaging 解析も可能となります。

下記の様なMSImaging 解析も簡単に短時間(従来のMALDI-TOF/MSと比較して)でデータを得る

ことが出来ます。

空間分解能は、最小で400μmと少し粗いように思われるかと思いますが、実際には、抽出できる

サンプルがMALDI-TOF/MSよりも効率良く行えるため、メリットは大です。